DJという職業について考えてみる!
皆さんは『DJ』と聞いて、どんなイメージをお持ちだろうか?
① 格好イイ! ② モテそう ③ チャラい
まぁ、こんな感じが 一般的に無難な印象でしょう。
「俺、DJやってるぜ?」「まじ? かっけぇえ~」
「俺、DJやってるから クラブに遊びに来な」「きゃぁああ💗」
「俺の趣味、DJ。家来いよ」「チャラいな~」
こんな感じなのである。
特にダンスミュージックに興味のある人や、
Disco, Club 等に遊びに行く人から見たらなおさら。
こーいうのが目当てで、DJを始める人も とても多いのも事実である。
令和の今の時代は、PCDJ、コントローラー、の普及も伴って
DJへの入り口が広がり、誰もが気軽に楽しめるモノとなった。
まずは「趣味」として、DJ機材を購入。
その後、DJ配信や、DJイベント で デビュー。
しかし、何故か早々に辞めてしまう人が多いのが現状。
その理由として、2つが挙げられる。
① - 想像してたより難しく、かつ、地味な作業に取られる時間が多い。
令和の今の時代は、昭和の昔の時代と違い、
音楽ファイルの普及、楽曲入手のしやすさ、仕込み作業の簡素化、
などなど・・ DJへの間口がとても広がり「楽」になったのだが・・
それでも、思ってたよりも、地味な作業が多い。
そう! お客様に聴かせる時間の、3~5倍のコツコツとした裏作業時間が必要なのだ。
これが昭和の時代となると・・
レコード収集(レコ掘り)、曲の聴き込み(構成を覚える)、レコード・CDの整理、
もう、とにかく大変なのである。
② - その割に たいして儲からない
DJは、基本 貧乏である。
よほどの知名度があるDJにならない限り、
DJ一本では 裕福な暮らしをする事は困難である。
これは「バンド」「アーティスト」「芸人」と同じ。
努力の割に、金銭での報いが少ないのである。
さて、その理由はなんなのか? 考えてみた。
憧れてDJ機材を買う ➡ 楽曲を購入 ➡
CUE付けなどの仕込み作業 ➡ 練習 ➡ 配信やイベントで披露
さて、ギャラはいくらもらえるのでしょう?
イベントの場合、集客率にもよるが、一晩辺りのギャラが 1万円程度として・・
週3回のイベント出演で、3万円。 1か月の収入=12万円程。
一晩のギャラが 2万円のDJさんでも 月収=24万円。
会社員で普通に働いてた方が、ずっと割が良いのです。
普通にバイトしてても もっと儲かりますよね。
今はインターネットメインの時代。
多くの芸能人も事務所を退社し、YouTubeチャンネルを開設してます。
それだけ儲かるのです。インターネットの収益を舐めてはいけません!
しかし!
DJ配信者は、そーはいかないのが現状。
一番大手の配信サービス「YouTube」の
音楽著作権が厳しすぎて、収益化が出来ないのです!
YouTube の 収益のほとんどが「広告収入」
その「広告収入」が得られないとなると、
チャンネル登録者をいくら増やしても収入は入ってきません。
「スパチャ」という、投げ銭システムがあります。
これは、他の配信サイトにもよくあるシステムですね。
有名人気DJ配信者となると、1回の配信で 投げ銭=1万~2万円程。
その内、運営に何割か引かれますが、そこそこは稼げます。
でも・・
時間計算すれば、普通に会社で働いてた方が、ずっと収入は多いですよね💦
そーなんです!
DJって・・ 儲からない職業なんです😥
高い機材を買って、楽曲を買って、マックブック買って、
配信用PC買って、カメラやインターフェース買って・・
頑張って仕込み作業、お客様のリクエストに応えて、たまには動画もアップして
なんだろう・・ 頑張って時間を使った分の「見返り」が・・ 少ない・・
これが、「DJ」を辞めてしまう理由の大きな要因だと思います
DJは、アーティストの楽曲を使い、
自身のプレイによってお客様に聴かせる(見せる)お仕事。
でも著作権問題がクリア出来なければ、
令和の主流であるインターネット配信では儲けは微々たるものでしょう。
「歌ってみた」「弾き語り」 などの方が、まだ収益があると思います。
「歌ってみた」などは、マイクやオーディオインターフェース等は必要ですが、
DJ機材よりは安く済みます。
筆者は「プロのDJ」では無く、過去から現在までのDJでの収入は、
イベント主催、イベントDJのギャラ、配信収入。
そもそも、「プロのDJ」の定義とは なんなのでしょうか?
このような事を言う方もいます。
プロは、現場で回してる人。または、現場でDJ経験がある人。
ホントですか?
売れないタレントが、TVや映画出演オファーが少ないのに、
YouTubeの登録者数や再生数は多く、かなりの収益が想像されますよね。
(だから、皆さん YouTube を始めるのですよ)
現場=TVスタジオ、映画撮影現場、舞台
現場収入が少ないから、収益の多いネット配信や、動画投稿をするわけです。
こんな意見もあります。
プロのDJとは(他の仕事をやらずに)DJ一本で 生計が成り立っている人。
これは間違いないでしょう。
しかし、相当な知名度のあるDJさん、ほんとにごく一部じゃないでしょうか。
そして、それほど儲かっているのでしょうか? 裕福な生活が送れているのでしょうか?
- 筆者はこう考えます -
プロとは、それを生業として、何らかの収入を得ている人の事
それは、イベントDJのギャラでも、現場DJのギャラでも、
配信・動画での収益 でも 同じ事です。
しかしながら、「DJを始める前に、想像してたよりはるかに収入が少ない」
これが、DJ人口を減少させている要因の一つだと思います。
現代(令和)のDJは、PCDJの飛躍的進化で、
昔ほど難しくなく、誰もがDJをやれる時代となりました。
DJは、楽曲を利用して人を楽しませる「職人」なのです
それに見合った報酬が無いと、
(これからDJを職として頑張っていこう!)という若者もいなくなりますよね。
DJにやって何になるの? モテるだけ? チヤホヤされるだけ?
キックボクサーでは儲からない! 圧倒的シェアの多いボクサーに転向する!
そんな魅力が、DJにはあるのでしょうか?
- これからDJを始めてみようと思う人へ -
よほど、音楽が好きで、
プレイしてる時間が楽しくてしょうがない! 大儲けなど考えてない!
そのような人じゃないと、人生の大半を捧げられるモノでは無いのです。
お金持ちになりたい!
そんな人は、あくまで趣味の一つとして考えておいたほうが良いでしょう。
DJとは、不遇な仕事だと、筆者は考えています。
リクエストかけてくれないからあのDJダメ!
あのDJ 選曲悪い!もっといい曲かけろや!
いやいやいやいや
DJをしている人は、DJプレイを本番で見せている時間だけが、
実際にかかってる時間じゃないのです。
イベントでリクエストを効いてくれたら、「お礼の言葉」を言いましょう。
配信でリクエストをかけてくれたら、
せめて「無料アイテム」ぐらいは投げてあげましょう。
コメントで「ありがとう」と、一言打ってあげましょう。
今日はこれで おしまい。
様々な意見があると思いますが、ブログに書かせてもらいました。
あ・・私?
私はあくまで趣味として楽しく気楽にやりたい時に
やりたいようにやってますので、お気遣い無く デス~🤗
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